ベレー帽って、ちょっと難しそうなイメージありません?
おしゃれな人しか似合わない気がするし、被り方もなんだかよくわからない…。そんな理由で遠ざけちゃうことありますよね。でも、実はベレー帽ってもっと気軽で、使い方次第で驚くほど馴染むアイテムなんです。
誰でも簡単に取り入れられる、肩の力を抜いて被れるベレー帽を目指して、試行錯誤しました。
正直に言えば、悩みました。 「どんなベレー帽を作るべきか」
ベレー帽ってシンプルに見えて、実はとても奥が深く難しいんです。 デザイン一つで、個性が際立つアイテムだからこそ、どのようなデザインにするのかとても悩みました。帽子が似合わないと思っている方へ寄り添える、初心者の方でもチャレンジしやすいデザインとはどのようなものかと。
中でも一番悩んだのは、ベレー帽の象徴とも言われている てっぺんにある「チョボ」をつけるか。つけないか。
帽子のてっぺんから、ちょろりと出っ張っているこの部分。 これは、かつては帽子の製造時に生地を集めて結び、 余った部分がチョボとなっていたことが由来とされていますが、 主にデザイン的なアクセントにもなっています。 とても存在感があり、可愛らしさがありますよね。 ただ可愛らしい印象から 女性らしいイメージを持っている方も多いと聞きます。 またアクセントとして存在感がある為、 付けるとなると幅広いシーンには向かなくなってしまうかもしれない。 今回作りたいベレー帽は、 何でもない日に似合う「挑戦させない」ベレー帽。 悩んだ末、 今回はスッキリとした印象になるように「つけない」仕様に。 つけないことよって、年齢性別問わず どんなスタイルにも馴染みやすい落ち着いたデザインにしています。
アジャスター(調節)は、いる?いらない?
きゅっと締めるためのアジャスターというよりかは、頭の大きさに馴染んで心地よく被ってもらえるようにゴム仕様にしました。 締め付け感のないものを選んでいるので、長時間被っていても頭が痛くなることはありませんよ。
「こういうベレー帽が被りたい」と思える仕上がりに
ようやく「これだ!」と思えるベレー帽が完成しました。 ベレー帽を被るうえで、1番多く聞く悩みが『被り方が分からない』というもの。そんな悩みに寄り添えるように、初心者の方でも形が整えやすくて被りやすいデザインにしています。 帽子の生地を8パネルにしているので、より繊細なシルエットになり、複雑に形を整えなくてもサッと被るだけで様になります。 また被りやすさを追求するうえで、生地選びも大切なポイント。 一般的なコットン生地に比べ、1.5倍の密度を誇る日本製のコットン生地を採用することにより型崩れしにくく、長時間かぶっていても形がキープされます。 長年、ベレーを愛してやまないスタッフも 『さっと被れるし、凄く形が綺麗!』 と被りやすさとシルエットに感動していました。 今まで被り方が分からないし、ハードルが高いなと感じていた方にも 手に取って楽しんでもらえると思います。
ベレー帽があなたの新しい相棒に
トレンドに左右されることなく、 長く愛用していただけるシルエットに仕上がったかと思います。 これから多くの方にこのベレー帽を手にとってもらい お客様の元でたくさん愛でてもらい、 いろんな場所に被っていってもらえると嬉しく思います。 そして、お客様と共に このCAMURIのベレー帽を一緒に育てていけたら嬉しいです。